（出典：photo-ac）
無垢フローリングリフォーム 価格はいくら？
無垢の床材は、価格が高額だと思われている方が少なくないと思います。
しかし、無垢の床材もピンキリだし、多くのバリエーションがあるから単純に高額とは言えませんし、安価なものもあります。
では、どうゆう要点で無垢の床材の価格が決まるのでしょうか？
少し詳しくご紹介したいと思います。
無垢の床材の価格は、樹種によって違う
無垢の床材といっても多くののバリエーションがあります。
その樹種の違いによって、あたりまえのことですが価格も変動します。
希少性が高くて、入手しにくい樹種で、かつ人気があれば当然価格は高額になります。
それともともと樹種によって、高額のものと安価なものがあります。
日本の木でご紹介すると杉は一般的な樹種に感じられ、檜は高級な樹種に感じられてる方が多いと思います。
確かに価格も杉より檜のほうが、樹種という点では価格が高額な無垢の床材ということになります。
無垢の床材の価格は、品質によって違う
（出典：photo-ac）
次に、無垢の床材の価格を決める要点としては、製品の品質ということになります。
同じ樹種であっても産地や樹齢、丸太から切り出される箇所、節の多さとか木目、色違いなどの品質によって価格は変動してきます。
もちろん木目や節の多さなどに関しては、好みもありますから価格が高額な材料が高級品で安価なものが、普及品だとは言えません。
いくら節のない無垢の床材であっても、それが自然の素材らしくない印象だとしたら、好みではないという無垢の床材好みの人も少なくありません。
ある程度はっきりした木目があって、節もある程度あった方が自然の素材っぽく感じるのです。
確かに、檜舞台の床材に使われる無垢の板は木目のない柾目で、しかも節もありません。
パッと見た印象は、プリント合板のようにも見えてしまいます。
しかし、価格はかなり高額なのです。
無垢の床材の価格は、等級によって違う
（出典：photo-ac）
節の多さ少なさとか、色違いの有無等の外観によって無垢の床材の等級が決まります。
もちろん、十分に乾燥されているとか、加工精度が優れているといったことも品質には影響します。
ただし、等級というのは主に外観ということなのです。
節が少なくても、色違いがなくて、木目が整っていれば価格は高額になるのです。
無垢の床材の価格は、立場によって違う
無垢の床材は丸太から切り出して、乾燥させ、フローリングの形に整え市場に販売されます。
無垢の床材のメーカーであれば、商社、問屋、建築業者など、各種の業者が販売に介在することを前提に価格の設定をします。
そこで、購入される方の立場によって価格が変わります。
それは、商売ですから当然のことです。
一般消費者が、メーカーに問合せをしても問屋の価格や、工事業者価格は教えてくれませんし、その業者用の価格では販売してくれません。
建築業者の方は施工料金のほかに、材料にも少しの儲けを上のせして材工価格として、お客様に施工料金を請求します。
それが、普通です。
相場は有って無いようなもの同じ樹種でも、同じ等級でも、同等な品質でも、価格が同等ではないというのが無垢の床材の価格です。
商品化され定価が設定された無垢の床材であれば、毎回毎回製造の度に価格が変動するということもありません。
しかし、製造しているメーカーの立場でいうと、毎回原木の価格は変動しますし、仕入れの価格は変わります。
相場というのは有って無いようなものなのです。
同じ樹種でも、品質が良ければ高額になりますし、ある程度欠点を妥協すれば安価になるのです。
いかがでしょうか？
無垢の床材の価格といっても、相場がある訳ではないので目安となるものはありません。
しかし、希少性のある樹種であったり品質が高い商品等は価格も高額ということです。
少しの欠点を妥協すれば、手ごろな価格で無垢の床材を入手することも出来ます。
ある意味生ものですから、出会いなんです。
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